前置詞の授業です。
今日は「超える」という意味をもつ前置詞について説明します。
「超える」というニュアンスを持つ前置詞は3つあります。
"over" "above" "beyond"です。個々の前置詞のイメージを持ってください。
まずは"over"から始めます。
「山」をイメージしてください。まず、片方の麓にいうイメージです。そこから頂上まで登って反対側の麓に行くというイメージです。頂上までは「ゴール」を意味する"to"を用います。
何か対象物があってそれを乗り越えるイメージです。そこから「終わる」という意味が加わりました。
"get over"「克服する」="overcome"
" Game is over"「ゲームが終了する」
次は"above"です。これは、「基準点」と「対象」の2つがあるのが前提です。対象の位置が基準点よりも上にあるというイメージです。
A is above B.「AはBより上にある」となります。
よく使う例は「海抜」です。
A is 1,000m above sea level.「Aは、海抜1,000メートルにある。」となります。
高低差は関係なく、例えば「その飛行機は頭上を飛んでいる。」は
The airplane is flying above my head.となります。
最後は、"beyond"です。これは「壁」をイメージしてください。「限界」でもいいです。その壁や限界が何かを二分しているというイメージです。例えば、「その問題は自分の限界を超えている。」
だと"THe problom is beyond my capacity."となります。