英語のリスニング授業です。

 日本人の多くは、英語のリスニングを苦手にしています。その理由は、スペルをローマ字読みにしてもダメだからです。では、英語はなぜ、スペルと音が一つの法則に纏まっていないのでしょう。

       

 その理由は、彼らが「狩猟民族」だからです。日本人の「農耕民族」と異なり、彼らは獲物を狩って糧を得ています。従って、仲間との連携でも100mぐらい離れていることは普通に起きるでしょう。さて、そうした状況にいたとして仲間内で合図を送るとしたら「大声」を出さないと届かないのは必然です。つまり「母音」となるわけです。「子音」では音が届きません。だから、日本語に比べて英語は「母音」の数が多くなっていったわけです。

        

 もう一つ抑えるべき事実があります。我々日本人はアルファベットを「エー、ビー、シー」と覚えさせられましたよね。でも"W"「ダブリュウ」と発音するはずの"WTAT"は、なぜ「ファット」になるのでしょう。

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  実は、”W"を「ダブリュウ」と読むのは、その記号の読み方であり、実際に使うときは別の発音になるのです。それを現地では「フォーニックス」と呼んで「エー、ビー・・」とはまた別に、音の練習を子供時代にしているのです。

         

 そこで、弊社ではこのフォニックスの練習の代わりに、"YOUTUBE"を利用して日本人向けにアレンジした発音練習方法を考えました。題材は"Stephanie English Coach"です。

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1まず流して全部を聞いてみます。

2次に字幕スーパーを出して

    それを筆記します。

3それを全部訳しておきます。

4再度聞きますが、スピードを

    ×0.5倍まで遅くします。

5慣れてきたら徐々にスピードを

    上げていきます。

6最後は×2、つまり2倍速で聞きます。

 

たっだこれだけです。お金もかかりません。教材費ゼロです。でも効果は抜群です。

                      

彼女がMs.Stephanieです。


旧制第一高等学校、現在の東京大学駒場キャンパスの1号館裏の風景です。早朝寝ぼけていたため、ピントが微妙にずれています。


旧制高等学校とは

欧米のカレッジ(ラテン語"collegium")を範にして設立された高等教育機関。1884年の高等学校令により発足されました。因みに1884年は日清戦争勃発の10年前です。最終的には39校が開校したそうです。特に第1から第8高等学校までを「ナンバースクール」と呼んでエリート校とみなされていたようです。

第1高等学校→東京大学

第2高等学校→東北大学

第3高等学校→京都大学

第4高等学校→金沢大学

第5高等学校→熊本大学

第6高等学校→岡山大学

第7高等学校→鹿児島大学

第8高等学校→名古屋大学