英作文の授業です。
従来の英作文授業ですと、英文法をある程度極めてから取り掛かるものという位置づけになっているケースが多いようです。
↓
ここでは、10分もあれば日常会話レベルの英作文が作れるようにします。作業工程は5つだけです。これで、日常会話レベルの英語なら直ぐにできるようになります。では説明を始めます。
↓
1句点(〇)見つけてその前の表現をチェックしてください。
(この表現が「述語」です。)
2その動作をしている主体を文中から見つけてください。
(「主語」の発見です。)
3残りを文節で区切ります。
(~ね、~ね、という相槌を入れてみてください。)
4主語述語を先頭に移動してあとは順番をひっくり返します。
5それぞれのパーツを英語に直します。
↓
実際にやってみます。
「私は、昨日公園を歩いている女の人を見た。」
1「見た。」
2誰が見たのですか?「私」
3昨日(ね)公園を(ね)
歩いている(ね)女の人を(ね)
4私・見た・女の人を・歩いていた
・公園を・昨日
5I saw the lady walking
in the park yesterday.
それぞれのパーツをつなげれば英語になります。
I saw the lady walking in the park yesterday.
この教室では、まず「できること」を大切にします。そのうえで必要なら文法情報を加えて徐々に複雑な文章にしていきます。「天下の宝刀抜く時が肝心」ということです。
初夏を迎えた埼玉大学です。学生会館の裏の景色です。ウッドデッキになっています。
埼玉大学の歴史
大正10年(1921年)設立の官立浦和高等学校と師範学校を統合して昭和24年(1949年)に新制国立大学として産声を上げました。当時日本はGHQ"general head quarters"の支配下にあり、1951年のサンフランシスコ条約"Treaty Peace with
Japan"を締結するまで「ポツダム宣言・無条件降伏」の効果により主権がはく奪されている状態でしたから「国立大学」といってもGHQ管理下の「国立」という意味です。
とはいえ、2021年には旧制浦和高等学校設立から丁度100年の年月を積み重ねてきたことになります。歴史と伝統を兼ね備えた名門大学です。