前置詞の授業です。

 今日は「超える」という意味をもつ前置詞について説明します。

「超える」というニュアンスを持つ前置詞は3つあります。

"over" "above" "beyond"です。個々の前置詞のイメージを持ってください。

 

 まずは"over"から始めます。

「山」をイメージしてください。まず、片方の麓にいうイメージです。そこから頂上まで登って反対側の麓に行くというイメージです。頂上までは「ゴール」を意味する"to"を用います。

何か対象物があってそれを乗り越えるイメージです。そこから「終わる」という意味が加わりました。

 "get over"「克服する」="overcome"

     " Game is over"「ゲームが終了する」

 

 次は"above"です。これは、「基準点」と「対象」の2つがあるのが前提です。対象の位置が基準点よりも上にあるというイメージです。

A is above B.「AはBより上にある」となります。

よく使う例は「海抜」です。

 A is 1,000m above sea level.「Aは、海抜1,000メートルにある。」となります。

高低差は関係なく、例えば「その飛行機は頭上を飛んでいる。」は

 The airplane is flying above my head.となります。

 

 最後は、"beyond"です。これは「壁」をイメージしてください。「限界」でもいいです。その壁や限界が何かを二分しているというイメージです。例えば、「その問題は自分の限界を超えている。」

だと"THe problom is beyond my capacity."となります。

 


 埼玉県民のソウルフード日高屋のラーメン。これは五目中華です。1973年、大宮で5坪の店からスタートした会社です。経営者として尊敬しています。神田正社長です。社長も一度、店を畳んだ経験をお持ちでした。このことが最初に社長の経営に興味を持ったきっかけです。私も東京で家庭教師派遣業を営んでおりましたが、そこを閉店した経験があります。最初は有限会社から始められ、1983年の株式会社に変更為されています。学歴は中学校をご卒業されただけですから、まさに実践しながら経営を学ばれたのでしょう。こういう方こそ、経営の教科書だと思っています。ラーメン屋は日高屋しか行きません。その店舗に漂う経営ノウハウを勉強するためです。メニューのレイアウトや店内の配置などいろいろと観察しては参考にしております。